ケアマネジャーの給料は安いと言われていますが、これは介護職全体にも当てはまりますね。
ではなぜケアマネジャーの給料は安いのか、また給料を上げるためにはどうすれば良いのかなど実際にケアマネジャーの仕事をしてきた方々の意見を参考にみていきたいと思います。
ケアマネジャーの給料は安い?
まずケアマネジャーの給料ですが、
年齢:50.9歳
勤続年数:10.2年
きまって支給する現金給与額:287.4万円
参考:厚生労働省『令和3年 賃金構造基本統計調査(職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計) 』(e-Stat)
となっていて介護職員などに比べると少し高いですが、他の職種など全体的にみると高いとは言えないですね。
実際にケアマネジャーの仕事をしている方々の意見では
安いと思う:8人
安いと思わない:2人
という結果でした。
ケアマネジャーの給料が安い理由は
ではケアマネジャーの給料が安い理由はなんなのかみていきたいと思います。
仕事量や内容に対して安い
まずは仕事量や内容に対して安いという意見です。
担当している件数にもよると思いますが、訪問や事務の量、責任の重さなどを考えると賃金は妥当とは思えません。
業務量、責任に対する対価としては安いと感じる。
事務の仕事量が多すぎる。
この意見は結構多かったです。
一般企業など平均収入に比べて安い
次は一般企業など平均収入に比べて安いという意見です。
一般企業と比べて専門性が高いのに50万円程度の差額があると感じます。
平均収入がそのほかの業態より安い
上でも紹介した通りケアマネジャーの給料は高いとは言えませんね。
これは介護職全体に言えることですね。
ほぼこの2つの意見でした。
ケアマネジャーの給料を上げるためには
ではケアマネジャーの給料を上げるためにはどうすれば良いのでしょうか。
知識・スキルのアップ
まず多かった意見としては知識・スキルのアップです。
専門的な知識。外部の同じ職種と繋がり、声を集める。
資格の取得や知識の底上げ
専門的な知識に加え、コミュニケーション能力やマネジメントスキルなど様々なスキルが必要になる仕事かと思いますのでこれらをスキルアップできれば待遇の良いところに転職できる可能性も高まるのではないでしょうか。
国の支援・補助・制度改革
次は国の支援・補助・制度改革という意見です。
制度改革。介護ばかりに加算をつけ過ぎていると思う。
国の支援
介護関連の給料はやはり国の支援によるところが大きいのでここが変わってこないと根本的な給料アップは望めないということかもしれません。
ただ、少しずつですが介護職の給料はアップしていっている状況ですね。
まとめ
なぜケアマネジャーの給料は安いのか、また給料を上げるためにはどうすれば良いのかなど実際にケアマネジャーの仕事をしてきた方々の意見を参考にみてきました。
ケアマネジャーは様々なスキルが必要で伸ばせるポイントも多いですね。
ただ、いくら凄腕ケアマネジャーになったとしても国の支援などで全体的な底上げが必要かもしれませんね。
コメント