介護士の仕事はきつい？楽？どっち？経験者の人達の意見はこれ

介護士の仕事と言えば給料が安くきついというイメージを持っている方も多いと思います。

これから介護士として働こうと思っている方はかなり気になるところだと思いますけど、実際のところはどうなのかなかなかわからないと思います。

そこでここでは介護士の仕事はきついのか実際に介護士として働いてきた方々の意見をもとにきついのか楽なのか、またどういったところがきついのかなどを紹介していきたいと思います。

介護士はきついの楽なのどっち？
介護士の仕事がきつい理由
介護士の仕事が楽理由
まとめ

介護士はきついの楽なのどっち？

ではまず介護士の仕事はきついのか楽なのかですが、

介護士として働いたことのある方のアンケートを見てみると

楽	24人
きつい	52人

※あくまで個人の意見です。

という結果になりました。

当然仕事ですのできついのは当然ですから多くなるのは当たり前かなとは思いますが、楽と答える方もそれなりにいるというのが印象です。

併せてこちらもチェックしてみると良いかと思います。
介護士の仕事でつらい・大変なこととは｜経験者の人達の意見はこれ

これはきついか楽か一言でいえばどちらなのかというところなので、具体的になにがきつくて楽なのかわかりません。

そこで次はさらに具体的にどういったところがきついのか楽なのかをみていきたいと思います。

介護士の仕事がきつい理由

では介護士の仕事がきついと言われる理由を紹介していきたいと思います。

職場の人間関係がきつい

まずは人間関係がきついという意見です。

人間関係がきついな、と思いました。
利用者さんが理由で辞めたことはありません。常に、スタッフなどが理由でした。

利用者さんのお世話はきついとは思いません。もちろんイヤなことを言う人もいますが、お年寄りの愚痴やワガママくらい何とも思いません。やはり職員達の人間関係がきつかったです。

きついのは人間関係。
介護は対人職なので人間関係は良好でないときついと
個人的に感じている。上司や現場、他職種など。

この職場の人間関係の部分が介護士の方の悩みで結構な部分を占めている感じがします。

介護士の仕事を辞めた理由や介護士の仕事がおすすめかどうかに関しても職場の人間関係なども含めた職場環境が関係していることが多いように思いました。

実際に辞めた理由で多かったのがこの人間関係の部分で特に職場人間関係が結構大変なことが多いようです。
介護士をやめたい！実際に辞めた人達の理由と今後の対処法は

利用者の対応・文句や苦情などがきつい

次は利用者の対応・文句や苦情などがきついという意見です。

人を抱えたり、腰をかがめたりすることが多く、入居者様の対応も殴ってきたり暴言をはいたりされることもあるのできつかったりします。

すぐに苦情を言う高齢者だと対応が大変です。

送迎や、お下の世話が大変。文句を言われることもある

いろいろな介護士さんの意見を見てきましたけど、利用者に関してのネガティブ意見はこれまであまり出てこなかったです。

暴言を吐かれたりということはあってきついけど辞めたりというところまではなかなかいかないようです。
きついけど我慢ができる範囲内という方が多いように感じます。

介護レベルが高い(要介護度の高い)などはきつい

次は介護レベルが高い(要介護度の高い)ときついという意見です。

要介護度の高い方を日々お相手しているので抱えて移乗する時などほ特に大変ですし認知が強い方はこちらとの意思疎通は難しいのでそういう方に付きっきりになると他の仕事はわ回すこと後出来なくなり精神的に疲労を感じることがあります。

認知症相手なので精神的にキツかったです。いきなり怒鳴られたりしたので。

年々、重度の方が増えていて介助の量が多く、きつかったです。

要介護レベルが高いとやらなければいけないことも多いで売っ支、移動など体力的にもきついことが多いということです。

あと認知症の方の対応も難しくきついという意見もちらほらありました。

利用者に関しては要介護度が低い方の介護をしている方はきついという感じの意見はあまり見られなかったように思います。

不規則な生活できつい

次は不規則な生活できついという意見です。

勤務が変則なので身体が慣れません。
その施設は9時間半勤務だったのですが、人員不足のときは2時間の残業はザラ、夜勤は休憩なしだったので大変でした。

勤務時間がバラバラで体調管理が難しいことや、力仕事が多い

実際の介護士さんのいろいろな意見をいただいて思ったところで【夜勤】は結構きついという意見の方が多いようです。

夜勤の間、仮眠の時間があったが取れることはほぼなく、体力的にきつかった。

シフト制でいろいろな時間帯の勤務になるので生活リズムが乱れるというところで大変なようです。
あと人数が少なく大変なことも多いようです。

日勤は自分一人ではなくある程度許容しながら働いていましたが、夜勤はひとりということもありストレスが大いにありました。

人手不足で仕事がきつい

次は人手不足で仕事がきついという意見です。

人員不足となっている施設が多い為常に業務に追われるような状況となってしまっている為。

施設の人手不足で、1人分の仕事量が多いのがきつかった。

介護士さんは人手不足というのは以前から言われているところです。

働く施設によるところも大きいようですが、結構こういった意見が多いことから人手不足の施設は多い印象をうけます。

体力的にきつい

次は体力的にきついという意見です。

寝たきりの方が多いわりに1人で介助しなくてはならず体力的にしんどかったです。

体力的にキツイ。人を持ち上げたり支えたりするからしんどい。

これに関しては介護レベルも関してしていて、実際に体を壊して辞めたという方もそれなりにいました。

特に腰を痛めるということが多いようです。

他には
・やることが多くてきつい
・下の世話などがきつい
・人の死に立ち会うときにきつい
などがありました。

介護士の仕事が楽理由

では次は介護士の仕事が楽と言われる理由を紹介していきたいと思います。

介護レベルが低い人が多いので楽

まずは介護レベルが低い人が多いので楽という意見です。

介護度が比較的低い方が多いので、とても楽だと感じました。

デイサービスだと、そこまで介護の重い方が来られるわけではないので、楽だと思います。

きついかどうかは介護レベルが高い方や認知症などの方の場合大変なことが多いようですが、介護レベルが低い人の介護の場合はそこまで大変ではないということですね。

これに関してはデイサービスの仕事をしている方に多いイメージでしょうか。

もちろん施設にもよりますから一概には言えません。

スタッフが十分に足りていて楽

次はスタッフが十分に足りていて楽という意見です。

スタッフに対して利用者さんの人数がそれほど多くはないことでゆとりを持った仕事の仕方ができるので、時間に追われてイライラしてしまうこともなかったですし、介護度が高い方が居ても声掛け次第では自分でやってくれることもあるので、一緒に成長できる・楽しめる職種だとは思います。

結論から言ってしまえば大変な仕事です。
ただ、同じ特別養護老人ホームの従来型に比べたら楽な方だとは思いました。
スタッフに対して利用者さんの人数がそれほど多くはないことでゆとりを持った仕事の仕方ができるので、時間に追われてイライラしてしまうこともなかったですし、介護度が高い方が居ても声掛け次第では自分でやってくれることもあるので、一緒に成長できる・楽しめる職種だとは思います。

介護施設では人手不足ということが言われていますし、実際に介護士として働いている方々の意見でも人手が足りないという意見も多かったです。

そういった中でも利用者に対してスタッフも十分な人数いる施設では楽という意見ですね。

二人目の意見方は従来の特別養護老人ホームではなく、最近増えてきているユニット型の特別養護老人ホームということです。

働く施設でも変わってきそうです。