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介護士の給料が安い!?その理由と対策は

介護士

介護士の仕事はきついのに給料が安いというのはよく言われていますが、なぜ介護士の仕事の給料が安いのか。

いろいろ考えている方も多いと思います。

ここでは介護士の給料が安い理由とその対策をみていきたいと思います。

介護士の給料が安い理由

では早速介護士の給料が安い理由をみていきたいと思います。

まず【介護士のメリット・デメリット|経験者の人達の意見はこれ】のところのデメリットの意見でもほとんどの方が給料が安いと思うという意見でした。

仕事の量、度合いの割に安すぎると思います。

仕事内容、責任の重さに比べるとかなり安いと思います。

業務量や実際の業務の専門性に対して考えると、多職種と比較して安いと感じます。

ではなぜ給料が安いのかです。

・内部留保が多い(従業員に還元されていない)
・経営が厳しい
・国の補助の関係(補助金を上げる・介護報酬の基準額を上げるなど)

内部留保が多い(従業員に還元されていない)

これは一般企業でも多いですが、その会社にはお金はあるけど、そのまま残していて従業員に還元されていないということです。

何かあった時のために残しておきたいということもありますし、意外に施設の経営者はお金を持っているかもしれません。

経営が厳しい

内部留保も多く経営がうまくいっている施設もある中で経営が厳しい会社も当然多くあります。

そうなると給料も十分に払えないとこや給料がなかなか上がらないということもありえます。

国の補助の関係(補助金を上げる・介護報酬の基準額を上げるなど)

まず挙げるとするなら介護報酬についてですね。

介護報酬とは、事業者が利用者(要介護者又は要支援者). に介護サービスを提供した場合に、その対価として事業者に. 対して支払われる報酬のことをいう。
引用:厚生労働省 介護報酬の仕組みについて

少しずつですが介護士の処遇が改善(介護職員処遇改善加算)されて給料が少しづつ上がっていたりします。

ただ、この介護報酬の財源は、50%を保険料、50%を公費(税金)でまかなう仕組みになっているのでこの財源を増やさない限りなかなか上がっていかないということもあります。

保険料を上げるのか税金を上げるのかという話になってくるところです。
このあたりもこれから上がってくる可能性がありますし、そうなると介護士の給料もさらに改善される可能性がありますね。

介護士全体の平均給料アップということになると国の補助金や報酬制度を変えていく必要があるかと思いますが、個人でもできることはいろいろありますね。

給料(年収)を上げるために自分がやるべきこと

ということで給料(年収)を上げるために自分がやるべきことはどういったことなのか見ていきたいと思います。

スキルアップ・資格を取る

まず介護関連の資格は数多くありますし、資格手当なども結構手当も多かったりします。

・介護職員初任者研修
・介護福祉士実務者研修
・介護福祉士
・ケアマネージャー

など国家資格や資格取得が難しい資格もあったりします。

こういった資格を取ることで施設によっては手当がもらえます。
また仕事の選択肢も広がってきます。

施設長など管理職に就くと当然給料も上がります。

職場を変える

給料面だけでなく職場環境や人間関係など職場、施設で全然違うということがわかりました。

給料面も手当など出るところでないところ、人手不足で仕事量がとても多く、サービス残業もといった人もいます。

介護士が活躍する場所は特別養護老人ホーム、介護付き有料老人ホーム、介護療養型医療施設、デイサービス、グループホーム、小規模多機能型居宅介護、障がい者施設、病院など他にもいろいろあります。
また企業規模もいろいろで大企業から個人営業のような小さなところまでいろいろです。

働く施設で手当などいろいろ待遇も違ってくるのでしっかり考えると良いかもしれません。

独立する

独立して自分で経営するという方法です。

今後さらに高齢化が進み、介護関連の需要が増えていくことが予想されます。

独立となるともちろん大変ですが、将来性を考えると可能性は増えるかと思います。

まとめ

介護士の給料が安い理由と対策というところで紹介してきました。

今後高齢化が進みさらに介護士の需要は高まりますし、処遇改善でさらに給料が上がる可能性がありますね。

ただし、財源は結局税金や保険料などでどんどん上がり続けている保険料と税金をさらに上げていくとなるとどこかで行き詰まる可能性もありますね。

なのでこの国に頼るのは他力本願で自分ではどうすることもできないのでやはりスキルアップ、資格取得など自分でできることをやるということが大事ですね。

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