介護士は大変で給料も安いしやめとけとかって言われたりしますけど、実際のところはどうなのかわかりませんよね。
そこで介護士はやめといたほうがよいのかおすすめなのか実際に介護士として働いてきた方々の意見をもとにみていきたいと思います。
介護士はやめとけ?おすすめ?どっち?
ではまずは介護士はやめとけという意見とおすすめという意見のどっちが多いのかを見てみたいと思います。
あまりおすすめできない・やめといたほうがよい | 33人程度 |
おすすめ・まあまあおすすめ | 43人程度 |
※アンケート調査による個人的な回答です。
結果ではおすすめ・まあまあおすすめという意見の方が多かったです。
介護士は大変なイメージがありますが、実際に働いている人の意見としては結構おすすめのようです。
これではどういったところでおすすめで辞めといた方がいいのかがわからないのでさらに具体的に見ていきたいと思います。
介護士はやめとけと言われる理由
ではまずは介護士はやめとけと言われれる理由から見ていきたいと思います。
仕事内容や量に対して給料が安い
まずは仕事内容や量に対して給料が安いという意見です。
命を預かる仕事で緊張感や危険がたくさん伴うのに給料はどんな仕事よりも低いからです。
やりがいのようなものは感じられるが仕事に対しての給与が低い。またシフト制の為人員が足りない時期には夜勤が急増したり不規則な生活になりやすい為。
仕事がキツくて、給料が安い
好きじゃないと続かない
多かった意見としては給料が安いという意見です。
単純に給料が安いだけでなくて仕事量や内容に対して給料が見合っていないという意見が多かったです。
給料が安い理由についてはこちらもチェックしてもらうと良いと思います。
介護士の給料が安い!?その理由と対策は
特別養護老人ホームで働いていた方もグループホームやデイサービスで働いていた方も安いという認識でしたので施設によって偏っている感じもなく介護士の仕事全体的な話かなと思います。
もちろん、特別養護老人ホームでも働く施設によって給料や待遇も違うのでそこはしっかり見極めることが大事かと思います。
ただ、給料面に関しては少しづつ改善されてきているという意見もあるのでこれからさらに良い方向に向かう可能性もあるかと思います。
人手不足で一人の負担が大きい
次は人手不足で一人の負担が大きいという意見です。
どこの施設も一緒だと思いますが、人手不足により通常の勤務形態の他に「早日」「早遅」「日遅」という勤務形態が組まれていました。その日は確定残業になります。
早日は朝の7時から17時まで、早遅は7時から19時まで、日遅は8時から19時までとなります。
確定残業の日は休憩もろくに取れず、30分で終わらせたり休憩は取らずお昼ご飯を食べたら業務に戻っていました。
その為、精神的にも体力的にもかなり疲労が溜まり、夜勤も17時から翌朝9時までの仮眠休憩無しで、翌日職員が足りなければ2?3時間の残業は当たり前。夜勤入りの日に職員が足りなければ1時間早く出勤等前残業も当たり前にあったのでオススメは出来ません。
人手不足で、1人の介護者への負担が多いことがある。また、その大変さに見合った給与も十分とは言えなかったから。
これはメディアなどでもよく言われているところで人手不足というところですね。
その分一人の介護士の負担も増えるということですね。
実際の介護士さんの意見を見てみると夜勤が人が少なくきついという意見が多いように感じました。
当然これに関しては施設やタイミングによるところもあるかと思います。
夜勤などで生活リズムが崩れる
次は夜勤などで生活リズムが崩れるという意見です。
夜勤もあり、体調面を考慮するとあまり体に良くないと思うから。
夜勤が多く体調管理が難しい、その割に見合わない給料、人間関係の難しさだと思います。
働く施設によって働く時間は早番・日勤・遅番・夜勤・宿直などいろいろあります。
日勤だけなら良いのですが、シフト制で日勤だったり夜勤だったりいろいろな時間に働かないといけない場合もあります。
そうなると生活リズムが崩れますし体調管理も難しく体調を崩す可能性もあるということです。
特別養護老人ホームなどの老人ホームやグループホームは夜勤があるかと思いますが、日勤のみで募集していて働けるところを探すというのも一つかもしれませんね。
体力的にきつい
次は体力的にきついという意見です。
働く場所によって介護レベルが違いますが、基本的には身体介助や移動介助など身体を主に使う仕事なので自分自身が健康で居なければ厳しいのですが、夜勤などがあると生活リズムが崩れ不眠や健康状態に悪影響にもなりますし、夜勤は人が少ない状態で多くの対象者の方を見守らなければならないので肉体的にも精神的にもかなり大変になってきます。また給料は夜勤をやってやっと20万超えるかくらいなので、覚悟がある方でないと続けていくのは厳しいと思います。
基本的に肉体労働だし、オシャレはできないからやっててだんだんキツくなるから。
働く施設にもよるのですが、力仕事も多く、体力的にきついという意見は多かったです。
体が不自由な方もおられますし、特に女性などの場合きつい部分が多いかもしれませんね。
精神的に大変
次に精神的に大変という意見です。
下の世話など汚いことが多いし、精神的にもしんどいのに薄給なのでやめておいた方が良い
精神的という意見では
・命を預かっている負担の大きさ
・利用者からの理不尽なふるまい
・職場の人間関係
・下の世話
などいろいろな理由から精神的に大変ということです。
これはやめとけと思っている方は多く感じているように思いました。
実際精神的な理由で辞めたという意見もいくつかありました。
介護士をやめたい!実際に辞めた人達の理由と今後の対処法は
介護士はおすすめと言われる理由
では次は介護士はおすすめと言われれる理由を見ていきたいと思います。
職場の雰囲気や人間関係が良好ならおすすめ
まずは職場の雰囲気や人間関係が良好ならおすすめという意見です。
人間関係が良好だからです。悩みを話せる人が多いです。
環境が良かった、プリセプターがしっかり見てくれる
基本自由な職場で、人間関係も良く働きやすいので。
おすすめという介護士の方々は職場環境が良く、人間関係も良好という方が多かったです。
こういった意見もありました。
自分の好きなような格好が出来て、モチベーションも上がるため決まりが少ない施設を選んで良かったからです。
介護士の仕事がおすすめかやめといたほうが良いのかなは職場によってかなり変わる印象です。
施設で言うと大きい施設や企業などがちゃんとしていて良いという意見もありました。
待遇は当時割と悪くはなかったと思うし、職員の都合も配慮してくれていた。ただ、狭い世界なので、人間関係が複雑なため、どこでもそうだろうとは思うが、小さな組織はおすすめできない
職場選びがかなり重要なことがわかりますね。
人と関わる(特に高齢者など)が好きならおすすめ
次は人と関わる(特に高齢者など)が好きならおすすめという意見です。
私はお年寄りと接することが好きでしたのでやりがいを感じていました。
人とコミュニケーションをとることが好きな人や、お世話することに抵抗がない人にはおすすめです。
高齢者の方と話せるので自分的には楽しいです
人と関わる事が好きなら大変ですが、人生の先輩の話を聞いたりするのは楽しいです。ですが、どの仕事にも言えるのでしょうが、対物での対応では無く対人での仕事なのでストレスはかかります。
毎日、利用者の方とお話ししたりするのが楽しかったので、お話を聞いたり話したりするのが好きな方にはとてもおすすめです。
まずは介護ですから高齢者とのコミュニケーションがとても大事になってくることが多いですね。
特に高齢者の方とコミュニケーションをとることが好きな人にはおすすめということですね。
介護士に向いている人・向いてない人|経験者の人達の意見はこれ
今後の需要を考えるとおすすめ
次は今後の需要を考えるとおすすめという意見です。
賃金が低く人手不足ではあるが、現代では更に需要が増えるため経験してみるのもいいかと思う。社会福祉法人より一般企業の施設の方が企業理念がしっかりしていて働きやすい印象がある。
AIが普及していっても、なくなる仕事ではないと考えているから。
現在も人手不足と言われていますし、これからさらに高齢化が進んでいく日本では需要も多く、なくなる可能性が低い仕事ということでおすすめということのようです。
給料・待遇面など見直されてきているところもあるので今後のことを考えて働いてスキルをつけていくというのも一つかもしれませんね。
まとめ
介護士はやめとけなのかおすすめなのか実際に介護士として働いてきた方々の意見をもとに紹介してきました。
実際に働いてきた方々の意見としてはおすすめの意見の方が多かったです。
その中身を比較してみるとやはり
介護士が活躍する施設は老人ホーム(特別養護老人ホーム・介護老人保健施設・住宅型有料老人ホーム)、介護老人保健施設、デイサービス、グループホームなどいろいろありますが、こういった施設によってというよりも職場環境によっておすすめかやめといたほうがいいのかが分かれる結果になった印象です。
実際に介護士として働いていて本当にきついのは人間関係などだったりするので人間関係が良好なら多少大変でも続けていけるというような感じの意見も多いです。
介護士の仕事はきつい?楽?どっち?経験者の人達の意見はこれ
なので介護士として働くのであればその職場がどういったものなのかをしっかりチェックする必要があるようです。
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