保育士と言えば給料が安いのに仕事量も多く、体力的にも精神的にもきついといったことがよく言われます。
特にこれから保育士として働こうと思っている方はかなり気になるところだと思いますし、本当のところはどうなんだろうと思っている方も多いと思います。
そこでここでは保育士の仕事はきついのか実際に保育士として働いていた方々の意見をもとにいろいろ紹介していきたいと思います。
保育士はきついの楽なのどっち?
ではまず保育士の仕事はきついのか楽なのかですが、
保育士として働いたことのある方のアンケートを見てみると
楽 | 6人 |
きつい | 59人 |
という結果になりました。
かなりきついという意見が多かったです。
これはきついか楽か一言でいえばどちらなのかということなので、次はさらに具体的にどういったところがきついのかを紹介していきたいと思います。
保育士の仕事がきつい理由
では保育士の仕事がきついと言われる理由を紹介していきたいと思います。
仕事量が多い(保育以外の書類系の仕事も多い)
まずは仕事量が多い(保育以外の書類系の仕事も多い)という意見です。
持ち帰り仕事や残業が多いところです。休みでも仕事をしている感じです。
残業や持ち帰りが多い。イベント企画等に正解がないからこそ、どこまでこだわるかの線引きが難しい。
1日子どもをみるだけでも大変なのに、行事の準備や制作の準備など、仕事量が多すぎるから。
子供をみるということ以外に制作物の作成などもありますし、意外に書類系の仕事も多いということで残業や持ち帰って仕事をするという方も結構いました。
併せて仕事量が多いのに給料が安いという意見も多いです。
これがパートなどになると事務処理なども減って楽になったという意見もちらほら見受けられました。
体力的にきつい
次は体力的にきついという意見です。
抱っことか腕や腰が痛くなる。ほとんど座っている間もないくらい忙しい。体力的にしんどい。
体力的にきついです。散歩にでかけたり抱っこをしたり身体がキツかったです。
体も大きくなり体力もついてくるため同等に走り回るのがきつい。
走り回るのもそうですし、抱っこなどもするので体力的にきついという意見は多かったです。
体力をつけるためにジムに通っているという方もいましたし、
腰痛が悪化して辞めたという方もいました。
職場の人間関係
次は職場の人間関係です。
女性が多い職場の特徴でもあるかと思いますが、噂話を先生同士ですることが多く、それを聞いているだけでもストレスに感じるので。
女性が多い環境で、人間関係でのごたごたが起こりやすい。水面下でやっていることもあるので。
人間関係が複雑できつかったです。陰口も多いので生きた心地しなかったです。
女性の多い職場で職場によってはうわさ話や陰口なども多いということです。
また派閥があったりとどういった職場でもありますが、結構こういった意見は多かったです。
実際に人間関係がきつくて辞めた方もいました。
【保育士の仕事で大変なこと・つらいこととは?子供よりも大人の人間関係】でも大人の人間関係が大変という意見が多かったです。
保護者対応
次は保護者対応がきついという意見です。
保護者のクレームもたくさんあり、嫌になります
責任が伴いまた、モンペ(モンスターペアレント)の輩と介しないといけない。
こちらが悪くなくても保護者に対して下出にでないといけない
いろいろな保護者がいてクレームなどがあったり、中にはモンスターペアレントもいたりということで精神的にきついということですね。
職場の人間関係だけでなくて保護者との人間関係など保育以外の部分でもきついことが多いということですね。
子供も命を預かっている責任
次は子供も命を預かっている責任があり精神的にきついという意見です。
子どもの命を預かる立場なのにどれだけ頑張っても給料が安いからです。常に危険と隣り合わせ、予測できない子供達の動きに気を付けながら神経を使っているので精神的にも肉体的にもきついと感じることが多いです。
命を預かる仕事であるため、常に気を張って過ごさなければならないのが大変。
お子さんの命を預かっている以上、神経質になって面倒をみないといけなかったのがきつかったです。基本目を離せませんでした。
一人に何人も子供を見ないといけないので常に注意を払っていないといけないし、もし何かあった場合のことを考えると精神的にきついですね。
【保育士に向いている人・向いていない人|子供が好きは大前提】のところでもこの責任感というキーワードが結構でてきています。
保育士の仕事が楽な理由
逆に保育士の仕事が楽と答えてい方もいます。
ではそういった方はなぜ楽なのかを見てみたいと思います。
比較的パートなど立場の人が多い
保育士の仕事が楽という方は比較的パートであったりという雇用形態の方が多いようです。
パートにしたら、書類ややることが減って楽になりました。
事務仕事なども多いということでそういった仕事が減って保育に集中できるということなら、もともと子供が好きという方には嬉しいですね。
働く施設や年齢・職場も関係あり?
いろいろな保育士さんの意見を見ていると働く施設や年齢・職場も関係あるように感じます。
1人で抱える仕事量が多いことがほとんどなので、業務量が少ない園に憧れる
保育士が活躍する施設としては認可保育園、認定こども園、公立保育園、認可外保育所、小規模保育事業などいろいろあります。
これらの施設でも当然きついかどうかも変わってきますが、さらには認可保育園でもどこの認可保育園なのか、受け持つ年齢などによっても変ってくるようです。
実際保育士さんが「保育士はおすすめかどうか」の問いに対して施設や園長によって変わるということを何人かの方が言っていたので、働く職場がどうなのかもとても大事なようです。
まとめ
保育士の仕事はきついのか楽なのかについてはやっぱりきついという意見の方が多いです。
具体的には仕事量や体力的、人間関係などの精神的など様々な面できついと答える方が多いです。
ただし、辞めた方がいいのかどうかの質問に対してはここまで開きはなくきついけどやりがいがあるとか子供と関われて楽しいという意見も多いので充実しているという方も結構いるようです。
こちらの【保育士のやりがいとは!実際に働いている方々のやりがいはこれ!】もチェックしてみると良いかと思います。
あとは併せてこちらの【保育士の仕事で大変なこと・つらいこととは?子供よりも大人の人間関係】もチェックしてみると良いと思います。
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